マッチプレーとストロークプレー

ゴルフといえば既定ストローク(通常は72、その前後もあり)のコースをどれだけ少ないスコアで回るか、というストロークプレー方式が一般的ですよね。
ゴルフにハマって知ったのがマッチプレー方式。これは1対1(2対2もあり)の対戦方式で1ホール毎に勝敗を決め、その勝敗数を競うものです。

マッチプレーの歴史は古く、ストロークプレーが後発なのだそう。確かにゴルフの形態を考えるとそれが自然かもしれないですね。競技人口が増えて大会規模が大きくなるにつれストロークプレーが主流になっていったのだと思います。
以前は国内ツアーでもマッチプレーの大会を開催していましたし、PGAでは現在もマッチプレーの大会(ライダーカップなど)があります。

そして、競技ゴルフをするようになって知ったのが、結構マッチプレー方式が使われているということ。
クラブ選手権(そのゴルフ場のメンバーでチャンピオンを決める大会)など、大きな大会に採用されています。

さてマッチプレーの概要です。
例えばAさんとBさんが対戦するとして、1ホール目はAさんがパー、Bさんがボギーとすると、Aさんの1勝で1up(アップ)となります。
2ホール目はAさんBさんともにボギーとなると、 draw(ドロー)となり勝敗はAさんの1upのまま。
3ホール目にBさんがパー、AさんがボギーでBさんがそのホールを勝つとマッチイーブン(オールスクエアとも言います)。
という調子で続けていき、勝ったホールが多い方が勝者となります。
なので18ホールの勝負として、仮にAさんが最初から立て続けに9ホールを勝ってしまった、という場合は10ホール目を取ったら残りホールがあっても勝負ありでAさんが勝利。

ストロークプレーにはない要素としてはコンシード(concede)ギブアップがあること。コンシードはいわゆるOKです。パットが残っていても相手が認めたら1パットで入ったこととみなされます。
ギブアップは文字通りでそのホールを放棄し相手に勝利を譲ること。

ストロークプレーと何が違うの?普通に自分のプレーをして行くだけでは?と思うかもしれませんが、例えば相手がティーショットで2連続OBをしたとしたら、こちらは刻んで安全にフェアウェイを狙うなど、戦略が変わってくることも。
そんな駆け引きを見るのもマッチプレーの魅力かもしれませんね。

テレビで気軽に見るとしたら、9ホールのマッチプレーではゴルフ侍、見参!が有名。ペアのマッチだと女子ゴルフペアマッチ選手権があります。

今年の4月にはアメリカ女子ツアーでT-モバイル・マッチプレーという大会が開かれます。
トップ選手たちがガチンコで戦うマッチプレーは是非見てみたい!
国内ツアーにもマッチプレーが復活するといいなと思ったりしています。

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この記事を書いた人

2016年からゴルフを始め、その魅力にどハマりしてとうとうサイトを開設。本業である編集、ライター業の経験を生かして、明日のゴルフに役立つ、ゴルフが楽しくなる情報をお届けしたいと思います!

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