ティーイングエリアで1打目を打つ同伴プレーヤー。
あれ、ティーマークよりも前にティーアップしてるみたい、、
これっていわゆる“でべそ”では？ いうべきかな、、ちょっとドキドキしてしまいます。
でべそとは、決まったゴルフ用語ではないのですが通称で、ティーイングエリアの前方にはみ出てティーアップすること。プライベートでは問題ないですが、競技ではその場で分かれば2罰打が課せられ、申告しないと失格になってしまうという怖いペナルティーが！
さて話は戻り、上の図はティーマークからボールが出ているように見えますが、実はこれ、違反ではありません。
ボールがエリア（図でいうと前の線）から完全に出ていなければインプレー、すなわちOKなのです！
なあんだ！ じゃあできるだけ前にティーアップした方が、前に飛ぶよね。次からは慎重に見極めてギリギリ線がかかるくらい前に、、、と思う方もいるかもしれません。
少しでも前に置きたい気持ち、私もわかります。しかし、前のエリアは、結構罠が潜んでいることが多いのです。
例えば、地面は多くのプレーヤーがその場所でティーショットを打つため、荒れていることが多いですよね。ダフって目土をして、盛り上がったりしているところもあり、もしかしたら真っ直ぐにアドレスできないかもしれません。
それからティーイングエリア自体にもアンジュレーションがある場合もあります。少しつま先上がりになっていたり、左足下がりになったいたり。ミスを誘発する状況が用意されていることも多いのです！
こういった場合はアンジュレーションを見極めて、後ろでもいいので（後ろへは2クラブレングスまで下がれます）なるべく平らなところを選ぶのが正解。
ティーイングエリアからのショットをするときは、まず最初にエリアの状況を落ち着いて判断してから、打ちやすい場所を選んでティーアップしましょう。
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