ゴルフクラブを購入するときに知っておきたいのがロフト角とライ角。でも、それって上手い人が問題にするものでは? うまくスイングできるようになるまでは自分には関係ないかな〜。……そう思う方もいるかもしれません。私も少し前まではそう思っていました。でも実際にフィッティングに行って、説明を聞いてみて実感。自分に合っていないクラブを使っていると、ナイスショットしたものが曲がってしまったり、練習しても効果が半減、もしかしたらマイナスに働くかも?そんなわけでクラブ選びに必要なロフト角、ライ角のことを簡単にご説明したいと思います。
ロフト角は、フェイス面がどれだけ垂直から傾いているかを示すものです。なので数字が大きければ大きいほど、フェイスが寝ているものといえますね。一般的には7番アイアンで32〜3度、サンドウェッジで56度程度といわれています。寝ていればいるほどボールは上に飛ぶので距離が出ず、鋭角に着弾するのでランも出にくくなります。飛び系といわれているものは、一般的にロフト角が立っているもの(7アイアンで30度以下のものもあります)があったりしてメーカーやモデルによってまちまちなので、購入時には注意が必要です。
次にライ角ですが、これは上図のように、クラブフェイスを地面に水平に置いた時のシャフトの角度を指します。シャフトの長さやこのライ角が自分に合っていないと、フェイスを水平に構えられなくなってしまいます。水平に構えられないと何が問題かというと、フェイスが正面に向かなくなってしまうからです。例えばアップライトといってトゥー側(フェイスの先端)が上がってしまうと、フェイスは左を向いてしまい、フラットといってヒール側(フェイスの手前)が上がってしまうと、フェイスは右を向いてしまいます。これでは、まっすぐ打てているのにも関わらず、右や左に曲がってしまうのです。怖い!
ライ角は体格、背の高さや腕の長さなどによって適正値が変わるので、ぜひチェックしてもらいたいです。グリップを短めに持つとか、長めに持つで調整してもいいかもしれませんが、クラブのバランスを考えるとやっぱり体格に合ったライ角のものを使う方が良さそうですよね。クラブフィッティングの話でも書きましたが、ミズノやピンなどをはじめライ角を調整できるメーカーがあり、フィッティングではライ角のチェックを必ずしてくれるので、自分にはどの角度が合っているのか、興味がある方はぜひフィッティングをしてみてほしいです。
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