5分で読めるゴルフのイロハ③キャリーとラン

ゴルフにハマって8年、最近大事だなあと感じるのはいわゆる“キャリー”。キャリーとはゴルフ用語で、クラブの打ち出し地点から、地面に落下した地点までの距離をいいます。落下して転がる距離を“ラン”といい、クラブの総飛距離はキャリーとランを足したものになるのです。

以前は、例えば8番アイアンは100ヤード、と総飛距離しか気にしておらず、ラウンドでもピンまで100ヤードなら8番を迷わず握っていました。
ところが、いいショットをしたと思っても手前のバンカーに入ってしまったり、横の池に吸い込まれたりとハザードに捕まることも多く、なんでだろうと思っていたところ、どうやらキャリーとランが関係していることが判明。
グリーンをキャッチするために何ヤード必要か、というのがとても重要だったんですね。例えば手前のピンだったとして、バンカーや池を越えるためのキャリーが95ヤード必要なら、8番ではなく7番を持つべきだった! 8番でもギリギリ届くのかもしれませんが、いつでもナイスショットできるわけでもないし、当たりそこなった時のリスクを回避する上でも7番なのです。ゴルフは確率のスポーツだといわれていますので、大きなミスの確率が低い方を選ばなければいけないんですよね。奥に行ってもしょうがない、バンカーに入るよりは奥でも乗ったほうが安全と考えれば、オーバーしてもOKなんです。

私のようなアベレージゴルファーは、プロのようにバンカーに入っても華麗に砂イチ(脱出してパター1打で上がること)ができるわけでもなく、むしろ一打で脱出できず大叩きする危険が! そんなハザードを避けるためには大切なキーワードかなと思っています。
また個人的な感覚ですが、女性の方が男性に比べてボールのスピン量も少なく、ランが多くなる印象なのでキャリーの把握はいっそう重要かもしれません。現在はインドア練習場でキャリーやランも測りやすくなっており、各クラブの飛距離、キャリーとランを細かく把握しておけるようになりましたので、一度チェックしてみるのがおすすめです!


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この記事を書いた人

2016年からゴルフを始め、その魅力にどハマりしてとうとうサイトを開設。本業である編集、ライター業の経験を生かして、明日のゴルフに役立つ、ゴルフが楽しくなる情報をお届けしたいと思います!

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