なるほど!ゴルフルール辞典①カート道のボール

細かな規定があるゴルフルール。競技ではもちろん必要ですが、プライベートでも知っておいて損はありません。こちらはイマイチはっきり分からないことも多い、ゴルフに関するルールをおさらいするコーナーです。初回はラウンドでよくありがちなシーン、ショットしたボールがカート道に止まったら?

ティーショットでもセカンド以降でも、カート道路にボールが行ってしまうこと、よくありますよね。ルールとしてはあるがままで打つのが基本なのですが、カート道には下にリモコンカートの誘導線が引かれている場合があり、ローカルルール(ゴルフ場ごとに定められている規定)では移動しなければならない場合が多いです。競技の場合はローカルルール適用かどうか把握しておく必要がありますが、そうでなければ移動した方が無難ですね。こうしてボールをやむをえず動かすことを救済措置を受ける、などといいます。競技でなければカート道を避けて適当にドロップするのでも問題ないですが、せっかくなのできちんとしたルールを確認しておきましょう!

ニアレストポイントとは?

池やOB など、ハザードに入った時にも使いますが、ゴルフルールではニアレストポイントというワードがよく出てきます。直訳すると“一番近い場所”で、ボールが元々あった場所から、ピンに近づかない一番近い場所を意味します。

写真の場合(ピンは前方)は、足がカート道にかからずボールを置ける一番近い点は左側ですね。矢印の部分あたりがニアレストポイントになります。

写真の3点を確認してみましょう。ちなみにカート道の救済をする場合は、スタンス(足を構えたところ)もカート道にかかってはいけません。Aはボールもスタンスもカート道にかかっていないので、逆に動かせません。このまま打ちます。Bはギリギリ左側へ移動でしょうか(上の例参照)。Cはボールは大丈夫ですが、スタンスがカート道にかかってしまうので、画面向かって右側、カート道がかからないところでスタンスをとり、クラブを構えたヘッド部分がニアレストポイントになります。なので、うまくいけばフェアウェイにボールを置けることもあるんですよね。これはルールに則っているので、救済方法を覚えておけばゲームを有利に進めることができるときもあります。
そして問題なのですが、Bよりも少し右側にボールがあった場合。これはかなり微妙です! もしかしたら打ちやすい右側に救済できる可能性もありますが、ここは良心に従い、公平に判断しましょう。ちなみに競技であれば、微妙な場合は競技員を呼んで判断を仰いだり、一緒に確認をするということになります。

いかがでしたか? これからもよくあるシチュエーションから優先的に、ゴルフルールをご紹介していきたいと思います。


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この記事を書いた人

2016年からゴルフを始め、その魅力にどハマりしてとうとうサイトを開設。本業である編集、ライター業の経験を生かして、明日のゴルフに役立つ、ゴルフが楽しくなる情報をお届けしたいと思います!

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