なかなか100を切れない、90を切れないなど、スコアが縮まらずに悩んでいるアマチュアゴルファーは多いと思います。
耳の痛い話ですが、スコアを縮める有効的な方法はパター数を減らすこと。
確かにプロのパット数は軒並み30パットを切っていますし、36パット以上している方はここが30パットになれば、すぐにでも目標スコアを達成できそう!
スコアに直結するパター数
“Drive for show, putt for dough.(ドライバーは見せるため、パターは金のため)”
これは南アフリカ初のメジャーチャンピオン、ボビー・ロックの名言です。
パットが入らないとスコアに繋がらないということなのですね。確かにその通り。
アマチュアがプロに最も近づけるクラブ
パターにはドライバーやアイアンのようにフィジカルの強さがそこまで必要なく、ダイナミックなスイングも不要です。
また「パターに型なし」と言われるように、こうでなければならないという唯一のストローク方法があるわけでもありません。
すなわち独自に練習して感覚をつかめれば、誰でもパットの名手になることができるということなのです!
ということは、パットがスコア短縮の近道とも言えますよね。
パットの感覚を出すには?
初心者やパターが苦手な人ににありがちなのが、強すぎたり、弱すぎたりのいわゆる“アホパット”(失礼!)。
1パット目を大きく外してしまい、2パット目の距離が残って結局3パットしてしまうということがスコアを落とす大きな原因になります。
上達していけばライン読みも大事になってきますが、まずは思った通りの距離を打てるようになるのが先決ですね。
歩測の難しさ
パターの感覚が出ない人に有効なのが歩測。ピンまでの距離を歩数で測って、その距離に合った強さでパッティングするというもの。
これには5歩、10歩をどのくらいの強さで打つといいのか、というのを体に覚えさせて、実際のパット時に反映させるものなのですが、これがなかなかに難しい。
アマチュアなので毎日パター練習するわけでもなし、ましてや月イチゴルファーなら実際のグリーンでパットする機会も限られてしまうわけで、“5歩ってどのくらいの強さだっけ??”なんてことになってしまいますよね。
測ってから打つのではなく、打ってから測る
これは私の経験なのですが、ひたすら感覚を出そうと5歩や10歩の目標を決めて練習をすると、なかなか自分の感覚に落とし込めません。
毎日毎日練習するなら感覚は出てくるのかもしれませんが、アマチュアの我々にはなかなかにハードルが高いですよね。
そこで阿久津未来也プロが堀川未来夢チャンネルで話していた逆算の歩測がおすすめです。
逆算の歩測とは、自分がリラックスして気持ちよく打った距離が何歩かを測ること。
それが例えば7歩だったとします。実際のグリーンで7歩の距離が来れば気持ちよく打てばいいし、9歩の距離を打たなければいけなかった場合は少し強め、と思って打てば、そこまで大幅に外れないはずですよね。
大幅に外れなければ、3パットの危機も少なくなるはずです。
逆算の歩測のメリット
10歩という自分の距離を持っていると、早いグリーンではその感覚で打ってもオーバーしてしまう可能性が。
また自分の体調次第で、10歩と思って打っても実際は8歩の距離だったりすることもありえます。
そこで逆算の歩測です。この歩測方法の強みは、自分やゴルフ場のコンディションが変わっても同じように使えるところ。
ラウンド当日に練習グリーンで気持ちよく打ったボールが何歩かを押さえておけばOKです。
“パターは水もの”と言われるように、フィーリングは日替わりだったりします。
この方法ですと、当日の感覚を元に算出するのでより正確性、再現性は高まりますよね。
10歩の距離がなかなか自分のものにできない、なんて悩んでいる方は、逆算の歩測を一度ラウンドで試してみてはいかがでしょうか。
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