ミドルホール、ロングホールの途中には、目印が立っていますよね。
黄色い旗や吹き流しだったり、白黒の棒だったり。
ティーショットの時には程よい目標になるので、ゼブラポールまで000ヤードですとか、黄色い旗を目指して打ちたいです、なんて会話したりします。

この他黄色い旗、風向きや風の強さがわかるように吹き流しになっているものも。
正式名称はIPフラッグ
IPはインタークロスセクション・ポイント(intercross-section point)の略で測量などに使用する用語。
簡単に言うと2点から伸びる線が交わる点ということで、ゴルフではティーイングエリアとグリーンから直線を伸ばして交差する点というイメージでしょうか。これはゴルフ場を測量するにあたって使われているもので、コースレーティング(そのコースの難易度)を決めるためにも必要なものなのだとか。

パー4でのIPフラッグのイメージは上の通り。通常レギュラーティーから200〜230ヤードあたりに設置されています。
カートナビもなく、レーザー距離計もなかった時代は、打ち込みを防止するためにこの旗を目印にしたりしていました。
現在もこの旗を基点にティーショットを考えることも多いですよね。
しかし、これには注意が必要です。
中間地点であって、“ベスポジ”ではない
IPフラッグは測量のためのもので、そのポイントがボールを置くいちばん良い場所というわけではありません。
例えば上の図でいうとIPフラッグは中央に置かれているので、旗を目印にして打ち、少し右に曲がるとクロスバンカーにつかまってしまいます。
この場合はIPフラッグの少し左を狙うのが安全ですよね。
IPフラッグとは別に、ブラインドホール(次打の着弾点が見えないホール)などには、目安の旗が設けられている場合があります。
この場合は旗を目印にして打ちましょう!
いかがでしたか? うんちくにするには覚える単語が難しいですがww、ラウンドの参考になれば!
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