ゴルフをしていて、日常ふと気になったことや些細な不便を解消するGolf Tips。
今回はフェアウェイにある数字の表示についてご紹介したいと思います。

ファウェイのいたる所にあるこれ、見たことある方も多いと思います。私は初心者の頃、コース管理ための何かで、数字はこの穴のナンバリングだと思っていました。
穴の正体は、スプリンクラーの蓋です。
ゴルフ場は四季を通じて芝の管理をしなければいけません。もちろん水やりも大切! そのためにコースには縦横に配管がされており、ティーイングエリアやグリーンはもちろん、フェアウェイ上にもたくさんのスプリンクラーが設置されているのです。
ゴルフ場の美しい景観は、自然がなせるものではなく人の手が入って作られているものなんですよね。
コース管理の方に感謝です。
さて本題に戻り、スプリンクラーの蓋に書いてある数字は管理番号ではなくww、グリーンまでの距離を表示しています。なんと我々にも関係のあるものでした!
上の写真ですとグリーンセンターまでは112ヤード。下の小さい数字は、フロントエッジ(グリーン手前のライン)までの距離ですね。88ヤードということになります。
表示は他にもあり、例えば3つ表示されていて、バックエッジ(グリーン奥のライン)までの距離を示しているものもあります。
数字が一つだけの場合は、フロントエッジかグリーンセンターかだとは思いますが、これはゴルフ場によって変わる可能性もあるので確認が必要。フェアウェイ両側にあるヤーデージ杭と同じ扱いです。
今はカートナビも普及し、距離計もあるのでそこまで困ることはないかもしれませんが、ここから何ヤードなのかというのをシビアに判断したい時にはとても便利な表示です。
よくツアー中継を見ていると、キャディさんがフェアウェイの中央でボールまでの距離を歩数で測っていることがあります。これはスプリンクラーから、ボールとグリーンの距離を算出しているんですね。
シビアな距離算出を必要とするツアープレーヤーでなくとも、表示はとても参考になります。
例えばフロントエッジまでの距離はレーザー距離計だとなかなか測りづらいので、ボールの近くにスプリンクラーがあればとても有効な距離の目安になりますね。フロントエッジの有効性は以前書いたので(記事はこちらです)、興味のある方はぜひチェックしてみてください。
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