ゴルフ場に来てプレーをしてみると感じると思いますが、当日はたくさんのプレーヤーがほぼ全てのホールでプレーをしています。第1組から7〜8分間隔でスタートしていくので、大体は1ホールに2組がプレーする(ティーイングエリアに1組、2打目、もしくはグリーンに1組)ようなイメージですね。
そのため、ある組が遅くなってしまうと後続が待つことになり、数珠繋ぎでどんどん渋滞が発生。
そのまま時間が遅れていくと日没が迫ってしまい、最悪は後続組がプレーできなくなるという事態になってしまいます。
そこでみんなが快適にラウンドするためにいわれているのが“プレーファースト”。これはPlay First、プレーを第一にという意味ではなく、Play Fast、素早いプレーという意味です。勘違いしそうですがファーストフードと一緒で、少し発音が間違ってカタカナに表現されているようですね。
何本か持って2打目に向かうとか、色々とプレーファストのためのポイントはありますが、私的にここをやっておくとスマートかなと思うものをピックアップしました。
1.最後のティーショットならクラブを持ってカートへ…時間を短縮できるのはカートでの行動が多いです。ティーショットを終えた場合、最後に打った人はクラブを持ったままカートに乗り込んで2打目地点へ。移動後にドライバーを2打目以降のクラブに替えればいいので、ここで少し早くできます。たった十数秒、と侮るなかれ。18ホールやれば3〜4分短縮。また2打目以降でもこういったタイミングに遭遇するので、その時もクラブを持って座ればあわせて10分くらいは短くできますね。
2.ヤード杭を活用すべし…カートで行ってみて、ナビを見ないと何ヤード残っているかわからない、、という人もいるかもしれませんが、落下地点付近のヤード杭を見れば大体は把握できます。大体のゴルフ場は50ヤードごとに目印があるので、150と100の杭の間なら125ヤード前後。ピン位置はあらかじめチェックしておき(これ重要です、ティーショットの後、もしくはその前に)、合計した想定ヤードの前後数本のクラブを持っていきましょう。
3.レディゴルフを活用…本来のルールでは、ピンから遠い人から打たなければいけません。しかしプレーファストの観点から、ストロークプレーでは準備ができた人から違った順番でプレーが可能になりました。マッチプレーはゲームの性質上厳格に順番が守られますが、ストロークプレーではR&Aでも認められています。
この時に大切なのは“先に打ちまーす!”とコールすること。複数人が同時に打ったり、他のプレーヤーに注意喚起して安全を図るためです。
4.ホールアウトしたらすぐにカートで移動!…ホールアウトして、スコアを申告しあったり、パターをしまったり、、、してしまいがちですが、ホールアウトしたら速やかに移動しましょう。グリーンを狙う後続組は、カートがいると打ちにくいものです。またウェッジをグリーン周りで使用した場合は、カートとグリーンの間に置いておきましょう。ホールアウトの際時間短縮になりますし、忘れ物をしないですみます。
5.スタートでは10分前行動を…スタートホールに行ってみると、時間前にも関わらず前組はすでにグリーンにいて、間隔が開いてしまっている、なんていうことがあります。
後半のスタートではままあることなのですが、スタート時間はあくまで目安。なので、早めにスタートする場合も考慮してティーイングエリアで待機するようにしましょう。
いかがでしたか? 色々気をつけることがあって大変そう、、全部クリアしようと思ったらプレーに集中できない!という方は、できるところだけでいいと思います。プレーが楽しめないのは本末転倒ですもんね。それこそPlay First、プレーファーストで楽しみながら、余裕のあるところで心がけていけたらと思います。
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