ゴルフを始めてまもなく知った言葉に、このトム・モリスの名言があります。
“Never up, never inー届かなければ、入らないー”
Thomas Rodger (1832–1883), Public domain, via Wikimedia Commonsトム・モリス(写真左。右は息子のヤング・トム・モリス)は1821年にスコットランドのセントアンドリュースに生まれ、1860年の第1回全英オープンでは準優勝、その後4回の優勝を数え、1976年に殿堂入りを果たしています。
ボールやクラブといったゴルフ道具の製造から、コース設計、グリーンキープなどのメンテナンスのほか、選手の教育やゴルフの大会を主催するなど多方面で活躍。死ぬ間際までセントアンドリュースで精力的に仕事をこなしていたのだそうです。まさにゴルフ草創期のレジェンドですね。
さて、届かなければ、入らないは、グリーン上でのこと。
この言葉を初めて聞いた時もそうでしたが、今でも度々グリーン上で痛感するフレーズです。
特に、バーディーパットを打つとき、私はかなりの確率でショートします。
きっと大事にいきすぎて、慎重になりすぎて、緩むんでしょうね。
そしてショートすると、オーバーした時よりも後悔の度合いが高い! 届けば入ったなあ〜なんて、落ち込んじゃいます。
メンタル的にもですが、実際のデータでもオーバーした方がいいという結果が出ているのだそう。
PGA選手のパッティングデータを割り出したものがあり、それによると推定43センチオーバー(の速さ、強さ)で打つパットが最も入る確率が高いのだとか。
PGAツアーをテレビでガン見している私。確かにジャストタッチでコロンと入る場面よりは、ちょっと強いかも、、という感じの方が入っている気がします。
それに例え外れたとしても、43センチなら返しは入りそう。
また、もしショートしたとしたら、そこからカップまでのラインがわかりません。オーバーすればラインがある程度わかるわけですから、次のパットのためにもオーバーするのが正解ですよね。
入れようと思うのではなく、次のパットのためと思えばタッチも合ってきそう!
Never up, never in….昔からの金言ですが、現代のマネジメントにも、とても役立つ言葉だと思います。
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