MENU

ゴルフのぼやき第7回 80センチのウィニングパット

2025年4月第1週に行われた女子プロゴルフトーナメント、ヤマハレディースオープン葛城は、穴井詩選手の優勝で幕を閉じました。
戦いは穴井詩選手と全美貞選手の一騎打ち。最終日16番を終えて穴井選手が1打リードの白熱の展開!
17番のグリーン上で穴井選手はバーディパットを外し、全美貞選手が見事カップインして1位タイに並びます。

さあ勝負の最終18番のグリーン上、穴井選手は惜しくもバーディパットを外してお先にパー。
全美貞選手は神がかったサードショットをはなち80センチのバーディパットを残していたので、ウイニングパットとしてお先に上がったんですね。
※優勝を決めるとギャラリーが湧いてしまい、その後のプレーに影響が出るので優勝が見込める選手以外がお先にホールアウトするのはよくあることなのです。

バーディパットを慎重に打った全美貞選手。
しかしその直後ギャラリーのどよめきに包まれます。
なんと80センチのパットを外してしまいました。
その後戦いはプレーオフへもつれ込み、結局1ホール目で穴井選手がバーディを決めて勝負あり。

これを決めれば勝てる、80センチのバーディパットを外した後の全美貞選手はリップアウトしたボールを呆然と立ち尽くして見ていました。
その後すぐにプレーに戻りましたが、あの瞬間はきっととても長かったのではないかな、、
プレーオフ後のインタビューで全美貞選手は“最後のパットは緊張しました。でも外れてしまったのはしょうがない”とコメント。さすがツアー通算25勝を誇るベテランらしく、冷静な分析ですね。
このシーンを見て、以前書いたサム・スニードの言葉を思い出しました。

“Of all the hazards, fear is the worst.”
-あらゆるハザードの中で最悪のものは恐怖心である-

百戦錬磨のプロでも、やはりウィニングパットは緊張するもの。何百回、何千回とやっているショートパットのはずですが、80センチでも外す可能性があるということなのですね。。

それでも冷静にパーパットを決めて、プレーオフもやるべきことはやったように見えました。
自滅したのではなく、穴井選手のプレーが良かったから敗れてしまった感じです。
さすがのベテラン、メンタルの持ち直し方などはわかっていらっしゃるんですね〜。

しかし今季の全美貞選手は好調。結構上位に食い込んでいますので、もしかしたら2017年以来の優勝が見られるかもしれません。
ファイティン、全美貞選手!


ブログランキングに参加しております。クリックしていただけますと嬉しいです!

にほんブログ村 ゴルフブログへ ゴルフランキング
ゴルフランキング
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

2016年からゴルフを始め、その魅力にどハマりしてとうとうサイトを開設。本業である編集、ライター業の経験を生かして、明日のゴルフに役立つ、ゴルフが楽しくなる情報をお届けしたいと思います!

コメント

コメントする

目次